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東洋系占い

血液型占い


世界で見てもほぼ日本だけでしか広まっていない占いです。

占いとはいいつつ、占星術などと違って占いとしての学術基礎となるべきほとんど部分がなく、あるいえば一応統計学にもとづき極限られたサンプリングをもとにした傾向をまとめただけであらゆる人に適応できる科学的根拠もないものです。


占い方といえばA、B、AB、Oの四つのタイプから相性を占ったりする程度で、明確にA型だとこう、B型だとこうというものはありません。


ただ、占星術との併用をすることで「A型の乙女座」というように占い結果の分類を細かくしようとする占い師もいます。


この血液型占いの創始者といわれる能見正比古自身も血液型占いであることは否定しています。

にもかかわらず依然として「血液型占い」というものがあるのは、日本人が自分は社会の一部であるという思考、集団心理ががたった四つのタイプに分類される血液型占いを魅力的なものととらえているのでしょう。



おみくじ

日本でもっともポピュラーな占いのひとつであり、初詣などで神社・仏閣を訪れる行事があるときには多くの人がひくものです。


漢字としては「お神籤」「お御籤」「お仏籤」など様々な書き方があるものですが、語源が複数あることがその理由だと思われます。


例えば、「串(くし)」という棒を占いに使ったことから「籤(くじ)」になったというものや、箱の中にあるものを抉るという意味の「抉る(くじる)」より転じたというもの、神による審判ということで、審判を意味する「公事(くじ)」より転じたものなどありますが、果たして語源としては何が正しいのかはっきりとはしていません。


ただ、「おみくじ」という行為自体はもともとは神仏の意を聞き、政(まつりごと)を行うという古代からの風習より始まったとされており、古くは日本書紀に天智天皇が部下に謀反の心があるかどうかを占ったという記述もあります。

個人の吉凶を見るというマクロからミクロへの転換は鎌倉初期より行われるようになったとされています。


現在のような形になったのは、三慈恵大師良源上人(元三大師)という第18代天台座主(ざす)が、世をすくために観音菩薩より授かった処方籤を元三大師の像の前に置いて吉凶を占えば願いに応じて福を招くだろうということで考案したとされています。


そのおみくじを引く方法としては、いくつかあり、おみくじ箱を降ることで出てきた棒に書かれた番号と同じ番号が振られた籤を受け取る方法。

そして、参拝者が直接箱の中からくじを引いたり自動頒布機で購入するという方法がありますが、引き方自体が変わるだけでくじ自体にはそれほど違いはありません。


このくじで混乱を招くのが書かれている大吉、中吉などの運勢のおける縁起のよい順番です。

段階には7段階、12段階と分かれるそうですが順番としては次の通りです。


(良い)                                     (悪い)

大吉 中吉 小吉 吉 半吉 末吉 末小吉 凶 小凶 半凶 末凶 大凶
 

これらの運勢に加えて、金運、恋愛運、生活など細かな結果が一緒に書かれることになります。

ただ、この内容が大凶など悪い結果だとしても、「禍福はあざなえる縄のごとし」という昔からの格言や陰陽道の思想からも凶事は吉に転じるということで悲観することはありません。


しかし、それは逆に大吉であっても大凶の日々になるかもしれないということを意味するので、用心することは欠かせないとされています。


さて、この籤ですが、引いて結果を見た後にどのようにするかもよくわからない点です。


神社仏閣では結ぶための木やひもが用意されているので、結ぶべきのように見えますが、凶は結んでおいておき、縁起の良いものであれば持ち帰ると良いということもよく言われます。


結ぶのは「結ぶ」から「縁結び」という掛け詞が通じるということで江戸時代からなされている風習であり、本来は持ち帰るものです。


もしも気になるならば凶だけを結んでおいて、他が出たら手元に置いて書かれている内容をしっかりと心にとどめておくと健全な生活を送ることが出来るでしょう。

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