占いとは
テレビや雑誌など日常にあふれている占い。
星座占いや血液型占い、タロットカードに易など様々な種類がありますが、どれが当たりやすくどれがインチキだというものではありません。
かといって、占いの結果が必ず当たるものかというと「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉があるように保証などなにもない代物です。
それにもかかわらず、占いは人類の歴史において時には重要な役割を果たしながらそばにあり続けてきました。
この記事では、そんな占いとは何かを見ていきその魅力に迫ります。
| 占いの起源 |
占いは明確にいつ始まったとはいえません。
中国における易では実在が証明されていない神話時代「三皇五帝」のひとり伏儀(ふぎ)により形になったとされていますし、西洋においては5000年以上前に栄えたシュメール文明において占星術の原型がすでに存在していたとされています。
多くの文明、国が盛衰していき、その中で市民の吉凶を占ったり、戦の勝敗を占ったりと歴史のどこかに占いは関わってきました。
日本においても明治時代までドラマや映画でおなじみの陰陽師が使える陰陽寮という役所が存在しており、もちろんフィクションの次元である式神だの鬼だのとは関係なく、天体・暦を管轄するという役目がありました。
現在でいう気象庁・文部科学省などが合わさった機関といえるのでしょうが、そこで働く日本の最先端技術者たちの集団たちが国家の吉凶を陰陽道、風水に基づき占ってきました。
科学万能といわれ現代でも、神秘的な存在というのはどこかで信じる心が消えずにおり、メディアなどを見ても占いの人気は確かなものといえるでしょう。
| 東洋と西洋の違い |
同じ星を使った占星術でも東洋と西洋の間には大きな違いがあります。
両者の違いはおそれく信仰、思想などの違いから来るものだといえるでしょう。
西洋の場合にはキリスト教、ギリシア神話、ケルト神話などの古くからの宗教、信仰がありますが、神とは絶対的支配的な存在であり、創造主となる場合には=世界としてとらえています。
対して東洋では万物の根源たる混沌より陰陽がわかれそこより神が生まれたり、人が悟りを得て輪廻の輪より外れたりという風に畏敬の念を持つ対象、高みの存在でありますが、さらに高度な天命を運行する為政者というように神や仏の根幹に世界・自然があるというのが見えてきます。
また、思想にも人の存在すなわち個を重んじる西洋の哲学と孔子、荘子といった天下、社会の中での礼・道を究めんとする東洋の哲学に違いが表れています。
そのようなことから、占いをするにしても、未来を占いから読み解こうとする西洋的な占いと天命であったり神の意を聞くことで己の吉凶を知ろうとする東洋的な占いの違いが見えてきます。
もちろん、どちらが当たりやすいとかはありませんから、占ってもらうときに東洋系より西洋系がいいなどと考える必要はありません。